枕っていつから使われているか知っていますか?
「おやすみなさい」と布団に入って眠りにつくとき、
ほとんどの人が枕を使っていると思います。
その「枕」って日本では弥生時代から使われていたって知っていましたか?
そんな昔から枕ってあったんだ!と驚きますよね。
戦国時代には丸太を枕にして眠っていて、
敵が襲ってきた場合は最初に気付いた武士が
丸太ごと蹴ってみんなを起こしていたそうです。
動物も枕を使って眠っている!
枕を使うのって人間だけかと思っていたら、実は動物も枕を使っているのだそうです!
ライオンは複数で睡眠をとる習性があるので仲間同士で重なって、お互いを枕にして眠り、キリンは長い首を最初は立てたまま座って眠るのですが、熟睡し始めると首を曲げて自分のお尻を枕にしているのだとか。
象においては周りの草木を集めて簡易枕を作ってそこに頭をのせて寝るそうで、かなり本格的!
他にも枕を使う動物がいそうですね。
抱き枕にも歴史があった!
抱き枕は中国が発祥と言われていて、世界で初めて使用されたのは唐の時代(日本の飛鳥時代~平安時代)です。
横向きで寝るときに生じる肩や腰の負担を軽減し、寝姿勢を安定させ、リラックス効果もある抱き枕ですが、当時は睡眠時に清涼感を得ることが目的だったそうです。
いかがでしたか?
当たり前に使っている枕の豆知識、私は驚くことばかりでした。
また違う豆知識もお伝えできればと考えています!